あなたは今の仕事に満足していますか?「もう仕事を辞めたい」と思ったことはありますか?
株式会社ビズヒッツが男女1,000名を対象として実施した「会社を辞めたい理由」についてのアンケート調査によると、10代〜60代男女の会社を辞めたいと思ったことがある割合はなんと9割にも及ぶのです!
こんなにも大勢の人が仕事に不満をもってるのですね。
「仕事を辞めたら人生終わり」と、仕事を辞めることをネガティブに考えてしまいがちですが、仕事を辞めたからといって人生が終わることはないのです。
では、仕事を辞めたいときや辞めてしまったとき、どうすれば良いのかを考えてみましょう。
- 仕事を辞めてしまった人
- 仕事を辞めたい人
- 今後の人生が心配な人
そんな方々の役に立てれば嬉しいです。
仕事を辞めたら人生終わりってホント!?
仕事を辞めたら人生終わりという言葉がありますが、本当にそうでしょうか?
そんなことはありませんが、そのようにマイナスに捉えてしまうのはなぜなのでしょうか。
ここでは、2つの原因を考えてみました。
仕事を辞めたら人生終わりと思う2つの原因とは?
仕事を辞めたら人生終わりと思ってしまう2つの原因がこちら。
- 周囲に人生終わりと思い込まされてしまう
- これまで仕事をやめた経験がない
これらについて、1つずつ詳しくお話ししていきます。
周囲に人生終わりと思い込まされてしまう
仕事をやめたいことを周りに話すと、「キャリアを無駄にする」「転職は大変だ」と余計なことを言われがちです。
著者も以前公務員でしたが、辞めようしていることを周りに話すと、口を揃えて「公務員だと安定してて、年収もいいのにもったいない」と言われました。
「私の問題であってあなたには関係ないでしょ」と思いながらも、「やっぱりやめない方が良いのかな」と迷ってしまいました。
これまで仕事をやめた経験がない
- これまでに1つの会社でしか働いたことがない
- やめた経験がない
このことから、やめた後が不安になってしまうということも。
1つの職場に勤める時間が長ければ長いほど、新たな職場に変えることを怖いと感じてしまいますよね。
「転職する勇気が出ない」「辞めたあとどうする?」と不安が一気に押し寄せ、人生終わりだと思い込んでしまうようです。
人生終わりと感じてしまう根本的な理由は何?
人生終わりと感じてしまう根本的な理由は何でしょうか?
それがこちら。
- 辞めたあとどうするか決めてないと不安になる
- 仕事を辞めたら昇進や昇給のチャンスを逃す
1つずつ詳しくお話ししていきます。
辞めたあとどうするか決めてないと不安になる
転職しない限り、安定収入を失うので不安になってしまいます。
収入がないと、生活ができない=人生終了と捉えてしまうのですね。
確かに、収入がないと住む場所も食べるお金も手に入りません。
もし、そんなことになってしまったら…と考えるだけで絶望してしまいます。
仕事を辞めたあとどうする?何をする?
仕事を辞めるには、辞めたあとのことも事前に考えなければいけません。
仕事辞めたら昇進や昇給のチャンスを逃す
仕事を辞めるとこれまでのキャリアがリセットされるので、昇進や昇給のチャンスを逃してしまいます。
1つの仕事の経験年数が長ければ長い分リセットされる影響も大きいので、慎重に考えなければいけません。
また、30代、40代と年齢を重ねていくと、簡単に転職するのも厳しいようです。
転職活動をしている40代の知人が、なかなか良い企業と出会えず苦戦しています。
従って、仕事を辞めることでキャリアも失ってしまい、人生終わりと変換されてしまうのですね。
仕事を辞めたい人の退職理由は?ランキングトップ5
では、仕事を辞めたい人の退職理由は何なのでしょうか。
詳細がこちらです。
1位:低すぎる給料が不満
2位:勤務時間など労働環境に対する不満
3位:職場の人間関係に疲れた
4位:会社の将来に不安を感じた
5位:仕事内容に不安があった
ランキングにしてみましたが、あなたに当てはまるものはありましたか?
実体験も交えながら、1つずつ話していきます。
1位:低すぎる給料が不満
- 給料が少ない
- ボーナスが少ない
- 残業手当が付けられない
など、給料に関連する不満が1位でした。
「給料安いから仕事辞めたい」という言葉も、よく耳にします。
著者も前職では残業時間を全てつけることができなかったり、給料の発生しない持ち帰りの仕事があったりと、給料において不満要素が多々ありました。
今より条件が良く給料も高い企業があれば、そこに転職したいと思いますよね。
2位:勤務時間など労働環境に対する不満
- 暗黙の定時前出社
- 当たり前の残業
- 持ち帰りの業務
次に、労働環境に対する不満も多かったです。
著者も1日の大半を仕事に当てた結果、ストレスになった時期がありました。
求人サイトには残業なしと書いていても、蓋を開けてみれば残業が当たり前な企業があちこちにありますよね。
毎日働く上で、労働環境はとても大事です。
3位:職場の人間関係に疲れた
職場の人間関係に疲れたという話は、女性によく聞かれます。
どの会社にも1人はいるお局さんやダメ上司。
特に女性社会は、裏で噂話や陰口を頻繁にする状況ができやすく、居心地が悪いと感じる人が多いと思います。
著者も、職場で陰口を言っている人を見て嫌な気持ちになった経験があります。
初めは見て見ぬふりをしたりしてその場をしのいでいましたが、「自分のことを言われていたら嫌だな」「もうこの人たちとは一緒に働きたくない」と思うようになりました。
職場の同僚や上司とは、家族よりも1日の多くの時間を共にします。
人間関係の問題は「なんとかなる」と思いつつも、気がついたら抱えきれないストレスになって病気になってしまうこともあります。
4位:会社の将来に不安を感じた
会社の制度や人員不足など、会社の将来に不安を感じたということも。
会社の暗い噂を聞いた、会社トップの考えに納得がいかないなど、不安要素がある会社は少なくないでしょう。
「将来が不安になる前に今のうちに転職しよう」と考える人もいるようです。
著者の旦那も、現在勤めている会社の運営方針や実績に不安を感じていて、転職を考えています。
5位:仕事内容に不満があった
- 今の仕事内容にやりがいを感じない
- 自分のやりたいことではない
- 自分の実績に自信を無くした
など、仕事内容に不満を感じるというケースも。
「希望と違う部署に配属された」「やりたくない仕事を押し付けられても断りきれない」という不満の声を、実際に聞いたことがあります。
人生1度きりですから、不満を抱えて働くよりも自分のやりたいことを職にしたいですよね。
仕事を辞めても人生は終わらずになんとかなるの?
何度もお伝えしていますが、仕事を辞めたからといって、人生が終わるわけではありません。
また、仕事を辞めたいのであれば無理に続ける必要はないです。
それはなぜなのか、考え方を変えてみましょう。
「辞めたい」ストレスは辞めないとなんとかならない!
「仕事を辞めたい」というストレスは、1度抱えると簡単にはなくならず、むしろ溜まっていく一方です。
ストレスを溜めすぎて体を壊してしまったら、その先働くことにも支障が出ます。
「大丈夫、なんとかなる」と思っていても体は正直です。
著者は、仕事のストレスがきっかけで会社を辞めた経験があり、「もっと早く行動に移せばよかった」と後悔しています。
辛いと思ったら、我慢せずに転職や辞めることを考えましょう。
会社を辞める際は、1~3ヶ月前に会社に申し出るようにしてください。
また、仕事を辞めるタイミングはいつ?についても紹介しています。
- 仕事を辞めようと思ってもなかなか勇気が出ない
- 辞めるタイミングがわからない
実際に仕事を辞めた人の体験談も書いていますので、上記のような悩みがある人もぜひ読んでみてください。
人生楽しすぎ!人生の選択肢が広がる
リスクモンスター株式会社の第1回「社会人の転職事情アンケート」調査によると、20代〜60代社会人500人のうち、転職経験があるのは2人に1人だそうです。
流れに身を任せて、今とは別の分野の職種に就いてみるのも良いですね。
著者の友人にも、転職して人生を楽しんでいる人がたくさんいます。
- 上司や後輩と関わるのが苦痛だから、人と関わることの少ないフリーランスになった
- 場所に捉われず働きたいから、ノマドワーカーになった
- 毎日遅くまで残業していたブラック企業から、定時で帰れるホワイト企業に転職した
上記の3つから、どの友人にも共通して言えるのは、転職してから生き生きとしているということです。
やはり、自分にあった働き方をすることが大事だと友人たちに気付かされました。
仕事を辞めるということは、デメリットばかりではないのです!
新たにやりたいことが見つかったり新しい自分が発見できたりして、「人生楽しすぎ!」と将来への希望が生まれるでしょう。
仕事辞めたいのに辞められない時はどうすればいい?
「仕事を辞めたいけど辞められない」そんなときに役に立つ方法が、退職代行サービスです。
おすすめの人気退職代行サービスを2つ紹介します。
それぞれ特徴やポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 東京都労働委員会に認証されている東京労働経済組合が運営しているので、安心して退職できる
- 相談してから即日で退職可能
- 退職代行サイトでは珍しく、交渉サービスを行なっている
- 料金が一律で追加料金がかからない
- 職業関係なく価格は業界最安値の24,000円
- 会社との直接交渉が可能
- 回数無制限で無料相談ができる
- 無料転職サポートが付いている
退職を決断しても、上司になかなか言うことができないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
上司に直接退職の旨を伝えなくても良いのが、代行サービスの良いところです!
なかなか退職の話が切り出せない人は、ぜひ使ってみてください。
また、会社を辞めたい40代独身女性必見!の記事もありますので、こちらもあわせて読んでみてくださいね。
人生負けて終了させないためにはどうしたらいいの?
仕事を辞め、「人生負けた」「人生終わった」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
では、そう感じさせないために、どうしたら良いのでしょうか。
まずは、2つの行動をとってみましょう。
- 転職サイトや転職エージェントに登録する
- ハローワークにも行ってみる
それぞれ、解説していきます。
転職サイトや転職エージェントに登録する
1つ目は、転職サイトや転職エージェントに登録すること。
誰でも今すぐ簡単に始められますよ。
転職サイトと転職エージェントの違いや、おすすめのサイトを紹介します。
【転職サイト】
様々な企業の求人から自分のスキルや気になるものを探して応募する
【転職エージェント】
アドバイザーが無料で転職の相談に対応してくれ、相性の良い案件を紹介、アドバイスしてくれる
おすすめサイト:リクルート
どちらを登録すればよいかわからないという人は両方登録すると、自分にあった企業が見つかる確率も高くなりますよ。
また、未経験の職種への転職の際は年齢関係なく採用される可能性の高い警備業界や飲食業界がおすすめです。
ハローワークにも行ってみる
次に、ハローワークに行くことです。
【ハローワークとは】
- 就職が難しい就職困難者向けの支援機関
- 職業紹介の他に、雇用保険、雇用対策などの業務を行っている
- 全国各地に配置されている
ハローワークでは、失業者を対象に失業手当(失業給付金)がもらえます。
失業給付とは、政府や政府関係機関から失業者に対して支払われる給付である。 多くの国では、政府による強制保険制度となっている事が多い。多くは社会保障スキームの一つとして設計されている。 多くの場合、失業給付は失業者として登録を行い、求職中かつ無職状態であると保証できた者にのみ給付される。
仕事を辞めたけれど、辞めたあとどうする?と困っている人は、迷わず申請しましょう。
ハローワークはどの自治体にもあり、就職困難者であれば誰でも利用できますので、躊躇せず利用してくださいね。
今回のまとめ
「仕事辞めたら人生終わり?辞めたあとどうすれば良いの?」についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
【仕事を辞めたら人生終わりだと思う原因】
- 周囲に人生終わりと思い込まされてしまう
- これまで仕事をやめた経験がない
【人生終わりと感じてしまう根本的な理由】
- 辞めたあとどうするか決めてないと不安になる
- 仕事を辞めたら昇進や昇給のチャンスを逃す
【仕事を辞めたい人の退職したい理由】
- 給料に対する不満
- 人間関係に対する不満
など様々な理由を抱えている
【人生負けて終了させないためにどうするか】
- 転職サイト・転職エージェントに登録する
- ハローワークに行く
結論、仕事を辞めたって、人生なんとかなります!!
仕事を辞めたからといって、絶対に「人生終了」だとは思わないでください!
この記事があなたの悩みを解決するきっかけになれば嬉しいです。
あなたがこの先、明るく充実した日々を過ごせることを願っています!