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ヨアソビにヨルシカにずっと真夜中は似てる?違いや特徴をまとめ!

ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにアイキャッチ画像
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ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのに(通称:ずとまよ)は10代~20代で爆発的な人気のあるアーティスト。

ただ、3組とも名前に夜の文字が入っていることで「夜好性(やこうせい)」と呼ばれ、ひとくくりにされてしまっていて、違いがよくわからない、似てない?となんだかモヤモヤ…。

 

この記事では、ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの似ていると言われている共通点は何かを紹介した上で、3組の特徴と違いも解説しています。

おいおい!お前、ヨアソビとヨルシカとずとまよの違いも分かんないの?なんて、もう誰にも言わせないためにも、ぜひ最後までお読みくださいませ。

 

ヨアソビにヨルシカにずっと真夜中は似てる?

 

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まずはじめに、ヨアソビとヨルシカ、ずっと真夜中でいいのにが似ていると言われている原因は何なのかを探っていきましょう。

  • 女性ボーカル
  • MVがアニメ調
  • ボカロとの関わり
  • 顔出しへの姿勢

この4つが似ていると言われている原因になっています。

 

共通点が分かれば、それ以外の違いが見つかる!

3組はまったく違うアーティストだよねってことが分かりやすくするために、まずは似ている部分を深堀りしていきます。

 

似ているところ①:女性ボーカル

 

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1つ目の似ているところとしてあげられるのは、どのグループも女性ボーカルで全員が20代

3組のボーカルは下記になります。

 

  • ヨアソビ→ikura(イクラ)
    女性 
    2000年9月25日生まれ
  • ヨルシカ→suis(スイ)
    女性
     1995年生まれ
  • ずっと真夜中でいいのに。→ACAね(あかね)
    女性
     1998年生まれ

女性なのは歌を聞けば分かりますが、皆さん20代で比較的年齢が近いことも似ていると言われる要因となっています。

 

また、3組とも女性で広い音域で歌っていることも似ていることとしてあげられます。

ヨアソビの音楽の使用音域は低いレから高いファまで2オクターブ以上、ヨルシカは低いド#から高いファ#とこちらも2オクターブを軽く超えています。

 

そして、ずっと真夜中でいいのには、低いソから高いラまでとかなり高い音域の約2オクターブ。

小難しいことは良く分からん!状態でも、女性の音域は1.5オクターブと言われていて、3組はそれよりももっとすごい音域で歌ってるんだってところを覚えておけばOK。

そして、3組は音域が広くて使われている音もだいたい同じで、似ているよねって言われている原因のひとつです。

 

NEKO
それにしても、みんなすごい音域の持ち主。そのすごさも3組ともずば抜けているから似ているって言われているのかも。

 

さらに、3組とも女性ということで高い音域を美しく歌い上げていて、難易度の高い曲なのに簡単に歌っているように聞こえる歌い方をしているのも共通点。

歌ってみると絶対ムリって部分が多くあって、音程もリズムも非常に難しい曲もあり、歌えるようになるまでは相当な練習が必要な曲ばかり。

これを何事もないように歌い上げている3人は、かなりの歌唱力の持ち主であり実力も十分という点も似ています。

 

どのグループも似ていると言われるのは、ボーカル全員が女性で音域が広く、難しい曲も簡単に歌っているように聞こえる歌い方をしているという共通点があるからです。

性別が同じであり音域や歌い方も似ている3組ですが、MVでも顔出しせずに音楽配信しているので、見分けるのが難しいのも似ていると言われる要因となっています。

 

似ているところ②:MVがアニメ調

2つ目の似ているところは、MVがアニメ調なことです

MVといえば、アーティストが全面に出ているものが一般的でしたが、ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの3組はMVアニメーションの作品になっています。

 

歌っている人やバンドメンバーの顔が見えて歌っているなら、すぐにどのアーティストか分かるんだけど、ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにのMVは、顔出しがほとんどありません。

なので、アニメ調のMVだと画像を見ただけではどのアーティストなのか分からないので似ていると言われているのでしょう。

MVを静止画で見ると「これはどのグループだ?」と確かに迷ってしまいます。

 

さらに3組とも、曲+アニメーション映像でひとつの楽曲となっているので、それぞれの世界観は違いますが、なんだか曲の雰囲気が似てない?って思うのはもっともで。

実は、曲に関しては大きな共通点があるのが似ている大きな原因になっています。

 

似ているところ③:ボカロとの関り

パソコンで音楽作成

3つ目の似ているところは、ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの曲には、ボカロPが関わっていることがあげられます。

 

ボカロPって何?
→「ボカロ」は、パソコンやスマホで歌詞やメロディーを入力すると、人間のような歌声で楽曲を作ってくれる製品のことで、初音ミクがボカロの先駆け的存在。
その「ボカロ」で曲を作って発表している人のことをボカロプロデューサー、略して「ボカロP」といいます。
ボカロ曲はどうしても強弱がつけにくく平たい印象になってしまうので、早いリズムや高音、歌詞を増やしたりして盛り上げる傾向があって、曲調がどれも似た曲なんて声も聞かれます。
ということは、ボカロ曲自体の盛り上げ方が似ているため、ボカロ曲を歌っているヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの3組は似ているという結論にいたります。

 

ちなみに、3組のボカロPは下記になっています。

 

  • ヨアソビ→Ayase 作詞・作曲・編集
  • ヨルシカ→n-buna(ナブナ) 作詞・作曲・編集
  • ずっと真夜中でいいのに。→ぬゆり、100回嘔吐、煮ル果実 一部作曲・編集

 

ボカロ曲はなんとなく似ている曲調になってしまい、それを人間が歌うという共通点があり確かに3組は似ている部分もあります。

しかし、先ほども紹介したMVで顔出しがほとんどないことも、似ている現象にさらに拍車をかけているように思うんですよね。

 

似ているところ④:顔出しへの姿勢

4つ目の似ていると言われる理由としてあげられるのは、ほとんど顔出しがないことです。

ヨアソビのikuraさんは、紅白出場やSNSなどで顔出ししていますが、最も注目されているMVでは顔出ししていません。

ヨルシカのsuisさんは、映像作品としてMVを見てもらいたいという理由から、完全に顔出しせずに活動しています。

ずっと真夜中でいいのにのACAねさんは、以前は顔出しして歌手活動をしていましたが、ずとまよではSNSでは口から下のみ、ライブでも照明で顔がわからないようにするなど、ほとんど顔出しがない状態です。

 

3組ともほとんど顔出しがなくMVにも登場しない点も同じなので、余計に似ているというか、誰が誰だか分からんという状態。

 

似ている点をまとめると!

3組とも女性だし、ボカロPが関わっているし、MVもアニメ調で顔出しなし、出てくるキャラも曲によって変わるし余計に混乱。

結果、ヨアソビとヨルシカとずとまよって似てるよね!という状況になってしまっているのではと思います。

 

やっぱり3組は似ているのと言われるのは共通点も多いので納得ですが、曲を聞けば聞くほどそれぞれコンセプトや世界観は全く別物。

ということで、それぞれの特徴も合わせてチェックしていきましょう。

 

ヨアソビにヨルシカにずっと真夜中の特徴は?

 

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あまり知らないアイドルグループやジャニーズがみんな似ているように見えてしまうのと同じように、特徴を知らなければ3組の違いは見えてこない!

ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの曲を聴き込めば、簡単に特徴を知ることができるけど…

そんな時間ねぇよ!ってことで、3組の特徴を

  • コンセプト
  • 歌声
  • 歌い方
  • 魅力

の5つに分けてまとめて紹介しちゃいます。

 

YOASBI(ヨアソビ)の特徴は?

【ヨアソビの特徴】

  • コンセプト→小説を音楽にする
  • 曲→ポップで洗練された曲
  • 歌声→軽快で透き通るような声
  • 歌い方→常に安定していて淡々と歌い上げる
  • 魅力→バリエーションの広さ

ヨアソビは、ソニーミュージックが運営する「monogatary.com」に投稿された小説を音楽にするプロジェクトから誕生し、同プロジェクトがそのままヨアソビのコンセプトになっていてます

 

例えば、代表曲である「夜に駆ける」は小説「タナトスの誘惑」が元になっていて、小説を読んでから曲を聞くと本気で背筋が凍る。

小説はかなりネガティブで心をえぐられるような内容だけど、ヨアソビにかかるとポップ調の曲やアニメーションで、リスナーが物語に入りやすなる。

さらに、ikuraさんの透明感があり安定した歌声で、楽曲を盛り上げていてどんどんヨアソビの世界観に引き込まれるのが大きな特徴です。

 

楽曲に関しては「夜に駆ける」は、複雑な感情をこれでもかと詰めこまれ、スピード感が爽快な曲。

そうかと思えば、2021年3月に公開された「優しい惑星」はスローテンポで、優しいikuraさんの透明感のある声が全面に出ていて引き込まれる感が強い曲。

元が小説なので、曲が違うのは当たり前ですが、ikuraさんは歌う時に「物語の主人公になりきって歌う」ことを徹底。

曲によって全く違う表情になるバリエーションの広さも、ヨアソビの特徴と言っていいでしょう。

 

ヨルシカの特徴は?

【ヨルシカの特徴】

  • コンセプト→作品を全面に出すため匿名性をつらぬく
  • 曲→ボカロP n-bunaの物語の楽曲
  • 歌声→ガーリー・クールなど様々な歌声
  • 歌い方→透明感から力強さまで多彩
  • 魅力→作品間のリンク

ヨルシカは、2017年にボカロPのn-bunaとシンガーソングライターのsuisが結成した音楽ユニットで、顔出しを全くしないという匿名性が高いことが大きな特徴になっています。

それもそのはずで、ヨルシカは先入観をもって曲を聞いてほしくないという理念があり、プロフィールなども公開されていません。

 

そして、もっとも際立っている特徴が物語性を重視している点

1曲の中で物語が完結するのが一般的ですが、ヨルシカの場合はアルバム全体で物語を表現していて作品同士もリンク

まるで一冊の本を読んでいるような感覚になるのは、ボカロPのn-bunaさんの頭の中にある物語がそのまま曲になっているからでしょう。

また、物語性という点で、歌詞を読んでいるだけで情景が目に浮かぶ文学的な歌詞も多く、特に夏を感じさせるところはヨルシカの大きな特徴と言えるでしょう。

 

また、物語の世界観を表現するのは曲だけでなく、2020年7月に発売されたアルバム「盗作」では物理的にもアプローチ。

「盗作」のパッケージは本のようになっていて、実際にn-bunaさんが描き下ろした文章も読め、さらにカセットテープまで付いてくるという徹底ぶりです。

 

物語というメッセージが強いヨルシカの曲を、多彩な歌声と歌い方で抜群の表現力で盛り上げているのがボーカルのsuisさん。

ボカロPのn-bunaさんは、歌もうまく、色んなジャンルの曲が歌えて、ハスキー的な歌い方を探していてsuisさんがピッタリの人物だったと語っていて歌唱力と表現力はもちろん◎。

 

ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)の特徴は?

【ずっと真夜中でいいのにの特徴】

  • コンセプト→音楽・MV・制作過程もひっくるめて1つの作品
  • 曲→Bo.ACAねの世界観全開
  • 歌声→ハイトーン・ハスキーボイス
  • 歌い方→表現力の高さが◎
  • 魅力→インパクトの強い歌詞と曲によって変わるバンド編成

ずっと真夜中でいいのには、2016年に「秒針を噛む」のMVを投稿し活動スタートし、曲だけでなく曲とMVなどの映像を全部ひっくるめて一つの作品として作り上げるのがコンセプト、

作詞作曲はACAねさんが行っていること、特定のメンバーで活動していないこと、この2点はヨアソビとヨルシカと大きく違ってくる部分です。

 

また、ACAねさんが作詞作曲から全てをまとめるプロデューサー的役割をしているため、曲・歌詞・映像すべてが「ACAねワールド」が全開

物語ではなくACAねさんの想いや感情が生々しく表現された曲やインパクトのある歌詞に反映されていて、一回聞いただけでは難しい部分も多々あり。

何度も繰り返し聞くことで自分なりの答えが出るような裏テーマがあるのも、ずとまよの大きな特徴のひとつです。

 

そして、ずとまよは楽曲によってバンドメンバーを変えるなど世界観の表現を徹底。

演奏がハイレベルなのはもちろんなのですが、ACAねさんのハイトーンでハスキーな圧倒的な歌唱力と表現力が負けていないのがずとまよのすごいところ。

ただ、テクニックだけでなく口ずさんだり手拍子したくなるようなメロディが、ずとまよっていいよねってなる部分なのでメロディラインは要チェック!

 

ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの3組は共通点もありますが、特徴は全く違う!ということが分かったところで、次は3組の違いをまとめていきます。

 

ヨアソビにヨルシカにずっと真夜中の違いは?

ここまで、ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにの共通点と特徴を紹介してきたので、最後に3組の違いをまとめていきます。

内容は

  • コンセプトの違い
  • 楽曲に関する違い
  • 歌声・歌い方の違い
  • 魅力の違い

4つに分けて紹介。

3組の違いを知って「ヨアソビとヨルシカとずとまよって似てるよね?違いって何?」なんて言っている人がいたら、3組の違いはこれだ!って言えるようになっちゃいましょう。

 

【コンセプトの違い】

ヨアソビは小説をいかに音楽で表現するか、ヨルシカは音楽優先で作り手と歌い手を表に出さない匿名性の高いユニット。

ずっと真夜中でいいのには、ボーカルのACAねさんがプロデューサー的な役割をしているため、制作から完成まで、曲、映像、すべてを一つの作品として作り上げていることがコンセプト。

似ていると言われていますが、コンセプトは全く違い、ヨアソビの表現力に圧倒されたり、ヨルシカの物語性に惹かれたり、ずとまよの世界観に浸ったりとそれぞれの楽しみ方ができる3組です。

 

【楽曲に関する違い】

ヨアソビとヨルシカは、物語を元に曲を作っているのが共通点ですが

  • ヨアソビ→小説が元になっている
  • ヨルシカ→ボカロPのn-bunaさんの頭の中の物語

元になっている物語自体が大きく違う部分です。

また、ずっと真夜中でいいのに関しては、物語ではなくACAねさんの内面から出てくる想いや感情がそのまま曲になっているという点で2組とは大きく違います。

 

【歌声・歌い方の違い】

3組の中で一番高音で歌っているのがずっと真夜中でいいのにのACAねさんで、ハスキーな声が特徴で歌唱力・表現力ともにハイレベルな演奏に負けないくらい◎。

ヨアソビのikuraさんは、ACAねさんのようにハイキーですが、透明感のある安定した歌い方で物語の主人公として歌っている点が大きく違います。

ヨルシカのsuisさんは、ハイキーではなく中音域、そして心に訴えかけてくる表現力が抜群の歌い手です。

3人とも女性で20代という共通点はありますが、そもそもコンセプトが違うので歌声も歌い方も全く違います

 

【魅力の違い】

楽曲によって曲が大きく変わり、多彩なバリエーションが魅力なのがヨアソビとずっと真夜中でいいのにの2組。

ただ、

  • ヨアソビは物語としてのバリエーション
  • ずっと真夜中でいいのには楽曲自体のバリエーション

それぞれ、バリエーションに違いがあります。

また、ヨルシカはバリエーションの多さよりもひとつのアルバムで一つの作品というくくりになっているのは大きな違いとなっています。

 

ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中の違いや特徴まとめ

今回は、ヨアソビ・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのにが似ている原因3組の特徴と違いをまとめて紹介してきました。

パッと見ただけでは共通点の多い3組なので似ているって思うのは当たり前で、その後に、似てるね~で終わらせるか、それとも、あなたのように記事を読んで違いはなんだろうって考えるか。

選択は自由なんだけど、せっかくすごい3組が同時に現れたので色々知ってもっと音楽を楽しんじゃいましょう!