長きに渡りテレビ朝日系列でレギュラー放送していた『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組をご存じですか?
問題を抱え改造を望むお宅を一般から募集し、番組側が用意したリフォームの匠が劇的なリフォームを行う過程を番組として放送しました。
『大改造!!劇的ビフォーアフター』というタイトルの通り、物件が衝撃的な変貌を遂げる事で人気となり番組は長く続きました。
その一方でリフォーム後にトラブルが後を絶たず、訴訟に発展した事例も幾つもあります。
それが原因なのか否かわかりませんが、番組は2016年の11月にレギュラー番組は打ち切りとなりました。
今回は劇的ビフォーアフターの訴訟結果は?匠のその後も調査してみた!という事で、訴訟を起こした物件のその後の結果について調査していきたいと思います。
劇的ビフォーアフターの訴訟内容とその結果は?
『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組でなくても、リフォームトラブルというのはかなりの数あります。
高額を出してリフォームするのですから、失敗したくはないと思うのは当然の事です。
どの業者にしたら良いかわからないし、『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組はリフォーム専門の人気番組なので、「番組を通して紹介してもらえる匠ならば間違いないだろう」そんな思いで、番組に応募する方は少なくなかったと思います。
リフォームというのは、古くなった部分を新しくしたり使いづらかった部分を使い易くしたりして、現状よりも住み心地を良くするために行うものです。
それなりに費用も嵩みますし、お金をかけたのに逆に住みずらくなったとしたらどうでしょう?
『大改造!!劇的ビフォーアフター』を通してリフォームしたものの、結果、満足の行く仕上がりにならかった物件が何件かあるようで、話し合いでは解決できず訴訟になったものが幾つかありますので紹介していきましょう。
訴訟①:アキレス腱を切る家
引用:https://www.asahi.co.jp/beforeafter/
まず紹介するのは、屋内に大きな段差があり、一番大きな段差は70cmあるという家のリフォームです。
元々、傾斜地に建つ2軒の家を無理やり一軒に繋げた事でその継ぎ目で段差が生じてしまっていました。
あまりの高低差にこの家に住む奥さんは、アキレス腱を切ってしまった事もあったそうです。
依頼主の希望は、第一にこれらの段差を緩和し住みやすい家にリフォームする事でした。
この悩みを解消するために依頼された匠は、滝沢俊介さんという設計士でした。
リフォームする際には、依頼者と設計士、設計士と現場間での入念な打ち合わせや意思疎通が必要不可欠ですが『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組では、その打ち合わせ自体が満足に行われていなかったようです。
番組では、リフォームが仕上がった際に、依頼者が心から驚く姿だったり喜ぶ姿を映像に撮りたいという思いもあったのでしょう。
「出来上がった時のお楽しみ」と言わんばかりに、依頼主が満足いくまで細かい打ち合わせはされなかったそうです。
その結果、2000万以上かけてリフォームされた家は、段差が劇的に解消されるわけでもなく玄関が極端に狭くなり、日当たりが悪くなるなど住み心地が悪い家になってしまいました。
あまりの仕上がりに、依頼者は憤りを感じ第三者機関に家屋調査を依頼します。
調査の結果は、「リフォーム以前の建物より、基礎、耐力壁、断熱、防火など、あらゆる箇所で瑕疵が見受けられます」という診断でした。
住みづらくなった上に、耐震や防火にも影響があるというのは安心して住める家ではなくなってしまったという事です。
依頼者が訴訟するに至ってしまったのも無理はありません。
依頼者に唯一原因があるとするならば、自分が納得いくまで打ち合わせしてくれるように要求しなかった事でしょう。
一番悪いのは制作サイドで、依頼者が納得いくまで打ち合わせを行わなかった責任は大きいと思います。
番組を盛り上げるためとはいえ、故意にそうしていたのならば悪意を感じずにはいれません。
この物件の訴訟に関しては、結果は一般には公表されていません。
訴訟からはずいぶん経過していますので、何らかの決着はついているとは思いますが、依頼者が現在、心穏やかに暮らせる結果が出た事を祈るばかりです。
訴訟②:孫がハイハイできない家
引用:https://www.asahi.co.jp/beforeafter/
この家の住みづらい原因は数々存在しました。
元々、喫茶店として使用していたスペースを改装せずに住居として使用している事が一番の原因でした。
それに加え、建物の老朽化も進んでいて腐食により扉が閉まらなかったり、屋上に続く階段は急すぎる上に頼みの綱の手すりも取れかかっていて危険な状態です。
喫茶店で使用していた無駄に大きい冷蔵庫やキッチンをそのまま使用しているため、デッドスペースが多い状態です。
加えて家の外に駐輪スペースが取れない為、土間化た1階部分に自転車やバイクを止めている状態です。
しかし、このフロアにはベッドも置いてあり居住スペースとしても使用していました。
文字に起こしただけでも、問題だらけの家ですがこのお宅のリフォームは、淺井裕雄さんという匠が担当しました。
結果としてリフォームした物件は依頼者にとってとても住みやすく改善された素敵な物件に変貌したようです。
ところが、この物件でも訴訟騒動が起こります。
訴訟を起こしたのは、工事を担当した建設会社でした。
この家のリフォーム費用の予算は約2,200万円だったのですが、実際にはその倍以上の金額がかかりました。
建設会社は番組制作サイドと設計士側からの指示で工事を遂行していて、予算を超えてしまったのですが追加料金は建設会社には払われませんでした。
未払いの料金がある事で、制作サイドを相手に建設会社が訴訟を起こしたのですが、結果としてこちらは和解が成立しています。
和解内容に関しては公表していませんので、詳細まではわかりません。
劇的ビフォーアフターの匠のその後は?
『大改造!!劇的ビフォーアフター』に出演する匠たちには、番組側から設計費用はもらっていないんだそうです。
依頼者が支払う代金は、純粋にリフォーム代金として利用されるという事ですね。
では、匠たちは、お金にもならない仕事を忙しい最中になぜ引き受けて「番組に出演するのか?」という疑問が沸き上がります。
結論としては、広告効果が大きいので出演するみたいです。
『大改造!!劇的ビフォーアフター』は、視聴率がとても良い番組ですので、自分が匠として出演する番組を見ていた視聴者が仕事を依頼してくれる可能性を見込んで出演していた匠も多いです。
設計士なので当然、資格はありますし経験もそれなりにあると思いますが、テレビに出演して訴訟を起こされたのでは逆効果です。
実際に訴訟を起こされた設計士をみて、番組出演を躊躇った設計士もいるかもしれませんが、躊躇う事自体が自分の設計に責任を持てない証拠ですね。
では『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組に出演した事で訴えられてしまった設計士は今どうしているのでしょうか?
匠・滝澤俊介のその後は?
滝沢俊介さんが、『大改造!!劇的ビフォーアフター』に匠として出演したのは12年ほど前になります。
東京都文京区で、滝澤俊之建築設計事務所という個人事務所を開いていて現在もサイトが開設されている状態ですので、恐らく現在も設計士としてお仕事されていると思います。
「アキレス腱を切る家」での訴訟後は、どうなったのか結果はわかりませんが、番組に出演した三年後の2012年には上に貼ったYouTubeの物件の設計を手掛けている事から、今も設計士として活躍している事が予想されます。
しかし、公式サイトをみてもここ最近のお仕事状況はわからない状態です。
Googleで「滝澤俊之建築設計事務所」と検索すると検索されますし、閉業にもなっていないので今も個人事務所で頑張られてると思います。
匠・浅井裕雄のその後は?
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浅井裕雄さんは、愛知県名古屋市に裕建築計画という一級建築士事務所を構えて現在もバリバリとお仕事してるみたいです。
浅井裕雄さんの場合は、設計内容を指摘されたわけではなく、リフォームされた物件自体の出来はとても良かったのです。
ところが住みやすさを追求する為にリフォーム費用が大きく嵩み、それを現場を担当した建設会社に対し番組の制作サイドが追加料金を未払いにしてしまった為に、建設会社から訴えられてしまいました。
未だに和解内容が明らかにされていない為、本当の責任の所在がどこにあったかがわからないのが現状です。
元々、難点が多すぎてリフォーム費用が嵩んでしまったのも仕方のなかった事なのかもしれませんし、出来上がった物件が欠陥住宅ではなかった為、設計を担当した浅井裕雄さんには大きな影響はなかったと思われます。
浅井裕雄さんは、設計士として数々の賞を受賞するなど現在でも匠として活躍しています。
劇的ビフォーアフターのトラブルの原因は?
引用:https://www.asahi.co.jp/beforeafter/
では、何故『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組内でリフォームにトラブルが多かったのでしょうか?
劇的ビフォーアフターのトラブルの原因は?という事で調べてみました。
リフォームに限りませんが、家というのは毎日暮らすとても大切な場所です。
拘り出したらキリがありませんが、できるだけ快適に過ごすためにリフォームを行う際には大金がかかるため、やり直しが利かないので慎重になるのが当然です。
きちんとしている業者は、依頼者と何度も打ち合わせを重ね、予算内で最善の方法を見つけ依頼者が納得いく形で工事を進めます。
どんな事でもそうですが、依頼者が納得いく形で進め、依頼者が満足するものが出来上がる事が前提です。
ところが、『大改造!!劇的ビフォーアフター』の制作サイドは依頼者が納得しないままに勝手に工事を進めたり、出来上がる形をきちんと説明する事を怠っていました。
これでは、トラブルが起って当然です。
そして、もう一つ考えられる原因は出演した匠の力量不足も原因の一つです。
『大改造!!劇的ビフォーアフター』に出演する匠は、番組側が匠と言っているだけであって本当に匠と呼ばれる人ばかりではありません。
番組に出演する匠たちは設計料を貰っているわけではありません。
出演料は貰っているとは思いますが、金額の面だけでいうと割に合いません。
しかし、知名度のある番組に匠として出演する事が、割の良い広告活動に繋がります。
番組での設計料をガッツリ貰えるわけではないので、当然、本業の仕事の方を優先する形になるでしょう。
結果的に適当とまでは言いませんし、人にもよると思いますが、番組の方は片手間でやってしまうという事もあったかもしれません。
劇的ビフォーアフターは不定期で放送中?
魔裟斗と尼神インター・渚の師弟コンビが復活! “親孝行リフォーム”に挑む https://t.co/5q66JhBlrc #魔裟斗 #渚 #尼神インター #大改造!!劇的ビフォーアフター #テレビ朝日 #お笑い #著名人
— ザテレビジョン (@thetvjp) April 28, 2019
『大改造!!劇的ビフォーアフター』は、レギュラー放送終了後は特別番組として不定期に放送される事が発表されました。
その予告通り、不定期に特別番組として放送されています。
2017年の10月頃からは、工事を「ビフォーアフター工務店」という名前の大工など職人経験がある芸能人たちが行う形で放送される事になりました。
もちろん、工事には知識を持った職人たちも加わるのですが現場では芸能人たちが主体となって工事を行う形です。
依頼者はリフォーム予算が殆どなかったりして、材料などにも工夫が必要です。
DIYが流行っている事もあり、番組内で芸能人たちが行うリフォームは材料も方法も参考になる事が多いです。
「ビフォーアフター工務店」として出演する芸能人の中でも、中心となっているのがお笑いコンビ・尼神インターの渚さんと、元K1世界王者の魔裟斗さんです。
渚さんは、神戸空港の工事にも関わった事がある元大工で5年間ほど大工経験があり、女性で年下ながら年上の魔裟斗さんから親方と呼ばれる存在です。
魔裟斗さんも解体の職人として働いた経験がありますが、最初の頃は細かな作業は苦手みたいでした。
基本的には親方・渚さんの指導の元、魔裟斗さんは力が必要な仕事を中心にリフォームを進めていくというなかなかナイスな師弟コンビが見どころとなり、『大改造!!劇的ビフォーアフター』特別版は、レギュラー版とは違った面白さが話題となっています。
特別版は年に1~2回ほど放送されていて、2020年11月15日の放送が最後の放送となっています。
2021年は、まだ一度も放送されていませんが、いつの日かまた渚&魔裟斗の師弟コンビの「ビフォーアフター工務店」は放送されると思います。
劇的ビフォーアフターの過去放送分を見る方法は?
引用:https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/
劇的ビフォーアフターの過去放送分を見る方法は?という事で調査してみました。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」は、現在動画での配信は行っていません。
しかし、人気番組という事で過去放送されたもの全てではありませんがDVD化されています。
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劇的ビフォーアフターについてまとめ
今回は、劇的ビフォーアフターの訴訟結果は?匠のその後も調査してみた!という事で、人気リフォーム番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」で訴訟騒動になった匠について調査し、お届けしましたがいかがでしたか?
訴訟後、和解にいたった物件もありますが、たとえ勝訴できたとしてももめるのは疲れるのでできれば避けたいものです。
リフォーム後は、リフォーム前よりも快適に暮らす事ができるように業者は慎重に選びましょう。
特番の「大改造!!劇的ビフォーアフター」では、リフォームでも自ら行うDIYでも参考になる事がたくさんありますので、ぜひ次回ご覧になってください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。